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日本の地震の余波

地震で数十人が死亡、被害の大きかった地域への到着に苦戦する日本の初動対応者たち 02:47

土曜日に大雨が日本の北中部能登地方を襲い、土砂崩れと洪水が発生し、1人が死亡、数人が行方不明になったと当局者が発表した。

大洪水により増水した川が氾濫し、家屋が浸水し、致命的な被害から立ち直りつつある地域の住民の一部が立ち往生した。 1月1日の地震。

気象庁は、被害の大きかった能登半島北岸の珠洲市や輪島市など、石川県の複数の市で最高レベルの大雨を発表した。

珠洲市では洪水に流されて1人が死亡、1人が行方不明となった。県によると、もう1人は近くの能登町で行方不明となった。

輪島市では工事現場で土砂崩れが発生し、4人が行方不明となった。NHKによると、彼らは1月の地震で被害を受けたトンネルを修復していた建設作業員60人の中に含まれており、市内の別の場所での洪水によりもう1人が行方不明であると付け加えた。

輪島市の沿岸部で撮影されたNHKの映像には、急な丘から土砂崩れに見舞われたとみられる木造住宅が引き裂かれ傾き、今も泥水が流れ落ちている様子が映っていた。現場からは負傷者の報告はなかった。

能登町では、被災した自宅を訪れていた2人が土砂崩れに見舞われ重軽傷を負った。

国土交通省によると、土曜午後の時点で石川県内の少なくとも16の河川で堤防が決壊した。住民らは土砂崩れや建物の損傷に最大限の注意を払うよう呼び掛けた。

当局によると、土曜午後遅くまでに約1350人の住民が指定されたコミュニティセンターや学校の体育館、その他の町の施設に避難していた。

気象庁によると、北陸地方の上空に集中豪雨を引き起こす降雨帯の影響で、日曜正午までの24時間以内にこの地域で最大20センチの雨が降ると予想されている。

林芳正官房長官は「能登地震で大きな被害を受けた地域を大雨が襲っており、多くの国民が大変不安を感じていると思う」と述べた。

林氏は、政府は「国民の命を第一に考え」ており、優先事項は捜索救助活動だと述べた。また、住民に対し、最新の気象情報や避難勧告に細心の注意を払い、早めの予防措置を講じるよう呼び掛けたほか、救助活動のため石川県に自衛隊を派遣していることも付け加えた。

泥水で冠水した複数の道路も通行止めになった。北陸電力によると、約6500戸が停電した。被災地では信号機が消えた。水道のない家も多かった。

近くの新潟県北部や山形県でも大雨が降り、洪水やその他の被害の恐れがあると当局者らは述べた。

1月には、一連の強い地震日本の中部の西海岸沖では家屋が損傷し、火災が発生し、津波警報が発令され、住民が高台を求めるよう促されたため数万人が停電した。