/ CBSニュース
アメリカ人登山家が、イギリスから来た別のアルピニストとともにヒマラヤ山脈の標高2万フィート以上で2日間立ち往生した後、救出された。
ミシェル・ドヴォルザークさん(31歳)とフェイ・マナーズさん(37歳)は木曜日、インドのチャウカンバ山をトレッキング中に装備と食料が渓谷に落ちて行方不明となった。CBS ニュースパートナー BBC報告した。
二人は緊急メッセージを送ったが、捜索救助チームは発見できなかった。
マナーたちはBBCに対し、物資を持たずに危険な山々を下りようとして「恐怖を感じた」と語った。
「バッグが山から転がり落ちていくのを見て、これから何が起こるかすぐに分かりました」と彼女は語った。「安全装備は何も残っていませんでした。テントもありませんでした。雪を溶かして水を得るストーブもありませんでした。夕方に着る防寒着もありませんでした。」
雪が降り始めると、その恐ろしい試練はさらに激しくなった。彼らは救助隊を待つ間、棚の上に身を隠した。
「私は低体温症を感じ、常に震えていて、食べ物が不足していたため、体が体温を保つためのエネルギーを使い果たしていました」とマナーズさんは語った。
悪天候、霧、高地などの条件により救助は困難となった。
マナーズさんはBBCに対し、「ヘリコプターが再び通過したが、私たちの姿は見えなかった。私たちは全滅した」と語った。
2日目、二人は慎重に懸垂下降を開始した。彼らはフランス人登山者のチームがこちらに向かってくるのを発見した。マナーズさんらは、装備や食料を共有し、ヘリコプター会社に正確な位置を連絡したと述べた。
「私たちは生き残れるかもしれないと知って、安堵の気持ちで泣きました」と彼女は語った。
インド空軍はXソーシャルメディアプラットフォームへの投稿で、「2日間の悪天候との戦い」の末、ヘリコプターが1万7400フィートから登山者らを空輸したと述べた。
チャウカンバは、インド北部のガルワール ヒマラヤにある山塊です。