元ジョージ・W・ブッシュのスピーチライター、マーク・ティーセン氏によれば、シリア北部からの米軍撤退命令はすでに大惨事となっている。ティーセンはこう語った。

特別レポート」と彼は、この措置がイスラム国(ISIS)との戦いにおける米国の前進を台無しにする恐れがあると主張した軍指導者らの意見に同意した。「これは大惨事だ」と彼は言った。

同氏は続けて、「これはクルド人への裏切りだ」と述べ、トランプ氏は事実上、トルコに国境を越えてクルド人人口が多いシリア北部への移動に「ゴーサイン」を与えたと信じていると付け加えた。

トルコのシリア侵攻はクルド人を逃亡させ、捕らえられたISメンバーを解放するだろう。

キーンは言う

クルド人は、長年にわたって米国に友好的であり、ISIS などのテロ組織に対する米国の軍事行動の友人でもある地域民族グループで、シリア、イラン、イラク、トルコの一部を含む地域に住んでいます。

「特別報告書」に関してティーセン氏は、ISISが完全に敗北したというトランプ氏の主張を否定した。「彼らは3万人以上の戦闘員と4億ドル以上を保有している」と彼は語った。

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「我々が彼らを撃退した限りでは、それは米地上軍ではなく、クルド人戦闘員だった。」

ティーセン氏は、クルド人の主な敵はイスラム国ではなく、シリアのバシャール・アル・アサド大統領の政府であると付け加えた。

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「エルドアン大統領がクルド人戦闘員を一掃できたら、誰がISISの首を締め続けるでしょうか?」彼はトルコのレジェップ・エルドアン大統領に言及しながら尋ねた。

「なぜ彼らは我々がISISと戦うのを助けるのか?彼らの敵はアサドだ。我々が彼らにISISと戦うよう頼んだので、我々の支援と引き換えに彼らはそうしてくれたのだ。」

同氏はさらに、トランプ大統領の行動は、他の人々がアメリカが画策した軍事計画に協力するかどうか検討しなければならないときに立ち止まる機会を与えるだろうと述べた。

「ここ本国で私たちを殺そうとする悪者と戦うために軍隊をどこかに送りたくないのに、なぜ同盟国が代理として私たちを助けるために名乗り出るのでしょうか?」彼は尋ねた。