2019年10月5日|午後5時1分

ボリス・ジョンソンは、10月1日までにEU離脱を確実に達成するために、たとえ同僚議員が政府に対する不信任投票を成功させたとしても、ダウニング街10番地に首相として「しゃがむ」準備をしている。ロンドンのサンデー・タイムズ紙が31日付で報じた。

この策略は本質的に女王に対しメルボルン卿の解任を要求するもので、1834年にウィリアム4世がメルボルン卿を解任して以来、英国君主がこの行動を採用したことはなかった。

前任のテリーザ・メイ氏と同様、ジョンソン氏もブリュッセルの議員やEU指導者らに受け入れられる形で英国のEU離脱交渉に苦戦してきた。

ジョンソン首相は合意なき離脱をちらつかせてEUに圧力をかける計画沈没した先月、自身の保守党のならず者らによって。

「私たちの反対派は慣例を無視しており、任期付き議会法には辞任しなければならないという条項は何もありません。」女王は首相を解任するつもりはない。首相は議会を解散し、国民に決定を委ねるつもりだ」と閣僚は英国紙に語り、ジョンソン首相の考えについて説明した。

ジョンソン氏が首相官邸から追われた場合、誰が後継者となるかについては、国会議員の間で明確なコンセンサスは得られていない。